大好評のオーディオインターフェイスSteinbergUR22ですが、最近UR22mkⅡにバージョンアップしたそうです。
これまでのUR22との違いについてレビューしてみようと思います。
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UR22mkIIの変更点。iPad 接続に対応!
これは大きい。何故UR22だけ対応していないのか疑問でした。恐らく、オーディオインターフェイスUR22の設計がiPadの普及に追いついていなかったのでは?とか邪推しています。
iPadへはCamera Connection Kitで接続します。最近発表されたiPadProの大画面でソフトシンセを操作すると、作業が捗るんじゃないかなと思います。
UR22mkIIには、5V micro USB 外部電源端子が搭載されていて、iPadを使用しても安定した電力を供給できるそうです。バッテリーを気にせず安心して使えると思います。
UR22mkIIの付属ソフトCubasis LE〜UR22mkIIとiPadで新感覚DTM〜
iPad対応ということで、iOS用のシーケンサーCubasis LEがついてきます。こちら、単体ではデモ版としてしか動作しないアプリだそうですが、UR22mkIIをはじめとするURシリーズと接続すると使えるようになるそうです。iPadのマルチタッチスクリーンを活用し、直感的な操作感で曲作りができると思います。
iPadで操作できるシーケンサーは直感的なので、マウスでポチポチMIDIを打ち込むよりも曲を素早く完成形にもっていけるのでは?と思います。
そろそろ映画「マイノリティ・リポート」みたいな近未来的でサイバーな感じで、DTMできないですかね。あ、最近発表されたAKAIProのMPCtouchもすごく気になりますね〜。
ちょっと横道にそれましたが、UR22mkIIの具体的な活用法としては、大まかな曲の構成をiPadで作成し、CPUパワーを必要とする細かい追い込みはPCで作業、みたいなワークフローがいいんじゃないかなと思います。
iPadだけではオーディオ的にどうにもこうにも
iPadの場合、小型ステレオスピーカーが下部に備わっているだけですが、UR22mkⅡのようなオーディオインターフェイスでソフトシンセを鳴らすと、音質が大幅に変わります。
ぶっちゃけ、iPad単体で作業しても全くテンションが上がりません。私の好きなPropellerhead RebirthもUR22mkⅡを通せば、迫力ある音が出せるかとちょっと期待しています。
他に、ストリーミング配信に便利なループバック機能などあります。低価格でありながら高機能なUR22mkⅡは、初心者の1台目のオーディオインターフェイスとしては大変優秀、中級者のiPad専用オーディオインターフェイスとしても買って損はないと思います。