Miditech MIDIFACE 4×4の実機レビューです。Miditech MIDIFACE 4×4で複数のハードシンセや音源をシンプルにまとめられました。
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MIDIケーブルは差し替えるのが大変!
ソフトシンセ時代、もはやMIDIインターフェイスも不要だろうと、私はハードを処分するタイミングで複数接続できるMIDIインターフェイスも処分してしまいました。
そしてこういうタイプのよくある、INとOUTが1個づつだけのUSB MIDIインターフェイスで、何台かのRolandの音源やいくつかのシンセをつなぎ替え、やりくりしていました。
しかし、MIDIケーブルは端子もケーブルも太く、取り回しがしづらい。
MIDIケーブルには向きがあり、ポートになかなか刺さりにくい、また、MIDIにはIN OUT THRUがあって、毎回どれがどこに信号を送っているのか、音を鳴らしながら確認するのにもストレスを感じていました。
どうやらMIDIケーブルは、頻繁に抜き差しして使用する用途には向いてなさそうです。
といったわけで、手軽に複数MIDIケーブルが刺せるMIDIインターフェイスとして、Miditech MIDIFACE 4×4を購入してみました。
Miditech MIDIFACE 4×4の特徴
Miditech MIDIFACE 4×4は4入力4出力の64チャンネル対応のMIDIインターフェースです。
箱を開けると本体とUSBケーブル
そして、簡単な説明書だけ封入されています。
Miditech MIDIFACE 4×4とMIDI機器を接続する
Miditech MIDIFACE 4×4は、前にMIDI INとOUTが2個づつ
後ろにINとOUTが2個づつ備わっています。
Miditech MIDIFACE 4×4はドライバが不要なので、USBケーブルを挿すだけで動作します。
かつてのOpcode Studio Visionやemagic amt8、MOTU MIDI ExpressあたりのUSBインターフェイスはドライバ必須で、安定動作させるのにに苦労していた記憶があります。それに比べると、Miditech MIDIFACE 4×4はなんと楽なんでしょう。MIDIケーブルを挿すだけなので一切手間がかかりません。
MIDI送受信信号は、LEDで知らせてくれます。
LEDの光が結構眩しいので、目に届かないような場所に伏せておくといいと思います。
Miditech MIDIFACE 4×4の外観
Miditech MIDIFACE 4×4の本体は、アルミ製で硬いにもかかわらず230gと片手で持てるぐらいです。軽すぎるので、MIDIケーブルの重量に負けて安定しないかもしれませんが、そういう時は上から押さえて固定するしかないと思います。サイズは11cm x 7 cm x 4.4 cmとコンパクトです。
Miditech MIDIFACE 4×4まとめ
Miditech MIDIFACE 4×4は、かんたんに複数接続できるMIDIインターフェイスです。値段もお手頃かと思うので、大事に保管しているシンセや音源などを活用するのに一台あると便利かと思います。
4台接続も不要な場合は、2台接続のMiditech MIDIFACE 2×2もあります。