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[レビュー]Apogee JAM 96k iOS用ギターインタフェイス

Apogee JAM 96k

Apogee JAM 96K

Apogee社より発売されているJAM 96Kのレビューです。

以前、自宅で小型の「マーシャル」と一応名前がついただけの某低価格アンプを鳴らしていたのですが、中途半端に音量があるため、ご近所への騒音などが気になりながら弾いていました。

しばらくは楽しめていたのですが、たった数ヶ月程度で故障してしまいまして、あえなくアンプは処分。でもやはり自宅でギターを鳴らしたい欲があり、iPadを使ってお気軽にギターを鳴らせるものはないか?とギター用インターフェイスを探したところ、IK Multimediaの定番アイテムiRigがありました。

ですが、IK Multimedia製品の場合、どうもホビーユース志向が強いのではないか?と思いまして、自宅IK Multimedia製品よりも本格的なギターインターフェイスはないか捜したところ、Duetなど高級オーディオインターフェイスで有名なApogeeが発売している「JAM 96K」が気になりましたので、レビューしてみたいと思います。

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Apogee JAM 96Kは対応規格が違う

JAM 96kは最大24-bit/96kHzでの録音に対応しています。iOS関連製品の場合、低ビットレート16bit/44.1kHzにしか対応していないインターフェイスが多いのですが、JAM 96Kは高音質でレコーディングできる環境だと思います。エレキギターの場合、歪ませてしまえばビットレートが云々、という問題でもなさそうなのですが、ハイビットレートでレコーディングできた方が音の解像度が高いので、ハイ、ミドル、ローの分離感が違ってきて、レコーディオングした音が引き締まった感じがすると思います。

Apogee JAM 96KはPCのDTM入力にも使える

JAM 96kでは普通にPCのオーディオインターフェイスとしても使用できます。Macの「GarageBand」や「Logic」に完全対応しているそうなので、Mac用の最適なインターフェースかもしれません。Macにつなぐ場合は付属のUSBケーブルを使用するそうです。

Apogee JAM 96Kはエレキギターだけでなくベース、アコギにも対応

エフェクターやアンプを購入する場合、ベースはベース用、アコギはアコギ用など分けて機材を揃えないといけないのがほとんどですが、JAM 96kはベースにもアコギにも対応しているそうです。

わかりやすくシンプルなインターフェイス

JAM 96kはギターシールドからのインプットとiPad類をつなぐケーブル、一個のボリュームとインジケーターといった、シンプルな作りなのですが、インジケーターの使い勝手がよさそうです。

明るいグリーンが適切なボリューム、オレンジが最大入力レベル、赤がボリューム過剰、とシンプルです。

近所迷惑を気にせず、お手軽にギターの歪みを

iPadとギターを刺して、アプリを起動、あとはボリュームを調整すれば、オーバードライブ/ディストーションのかかったギターサウンドを鳴らせます。

また、これは他の機器にも言えることですけど、いちいちスピーカーにつながなくても、iPadのスピーカーでちょうどよいぐらいの音が鳴らせるのがいいと思います。しかも、使用するアプリにもよりますが、そこそこの音でもちゃんと歪ませられます。

Apogee JAM 96Kの活用方法。自宅セッション練習とか

GarageBand、Logicに対応しているので、シーケンサーでドラムと簡単なルート音を打ち込んだベースをループさせれば、いくらでも自宅セッションが楽しめてしまうのは凄いと思います。

また、シーケンサーで打ち込まなくても、最近はYoutubeに上がっているブルースコード進行をループで鳴らし、ギターはJAM 96kで接続したiPadで鳴らして練習すると、いろいろ捗るのでオススメでは?と思います。

ディストーションで歪ませた轟音サウンドをご近所に聞かれないように弾くツールとして、JAM 96kは最高なのではと思います。

Apogee JAM 96Kの詳細

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