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【実機レビュー】エフェクター固定にマジックテープとかいつの時代よ?エフェクターは挟み込め!第二弾!エフェクターボードKRCraft PEDAL BASE 45-B

エフェクターボードKRCraft PEDAL BASE 45-Bのレビューです。KRCraft PEDAL BASE 45-Bはエフェクターを左右から挟み込んで固定する系の国産エフェクターボードです。

これまでMusladyという中国製のエフェクターを左右から挟み込むエフェクターボードで満足していたのですが、4年ぶりにエフェクターボードを買い替えました。

Musladyというメーカーのエフェクターボードが画期的だったので軽く実機レビューします。 私はこれまでコンパクトエフェクターを ...

Contents

私のエフェクターボードの変遷

ギターを始めて1〜2年間、エフェクターの数が少ない頃は、キクタニの小型エフェクターケースに3個程度、特にエフェクターを固定もせず、スタジオやライブハウスに持ち込んでいました。

やがて弾けるようになる曲も増え、ライブで5、6曲演奏するようになると、バラードから激しめの曲までに対応しないといけない(そういうバンドだった)ため、エフェクターの数が10個ぐらいに増え、心配性と周りに負けたくない心でつい色々持って行きたくなる癖もあり、結局、家にあるエフェクターをほとんど全部持ち歩いていました。

すると、重さから来る機材の運搬の辛さで指が痛くなり、うまく演奏できず、「一体俺は何をやってるんだ」と、見直しに取り掛かりました。

エフェクターボードにどうやってエフェクターを固定する?

以前の記事でも紹介したのですが、エフェクターを固定する方法として、ベルクロをエフェクターに貼り付け、エフェクターケース(またはペダルトレインなどのエフェクターボード)と張り合わせて固定する方法がありますが、

いざ使おうとエフェクターケースを開けると大体マジックテープが剥がれてエフェクターがバラバラになってしまいました。

エフェクターものりで汚してしまうし、ギター/ベース業界の慣習なのか、令和な時代にベルクロで固定するのもいかがなものか、ということで、100均の網に結束バンドで固定など、試行錯誤していました。

令和な時代、エフェクターボードにどうやってエフェクターを固定する?

色々試した後、やはり既製品だ、ということで、両脇からエフェクターを挟んで固定するMusladyペダルボードに出会い、満足していました。

Musladyペダルボード(今はGuittoというらしいです)は結局、SMLサイズすべて購入し、色々試した結果、一番小さいサイズのSに落ち着いていました。
(これはMサイズ。Mサイズでも大きいと感じる)

最適なエフェクターの数を知る?

Muslady(Guitto)ペダルボードを購入してから、エフェクターが何台載せられるかMAXまで試していたのですが、

実際、アマチュアバンドで2-3曲演奏する場合

があれば大体のことはなんとかなる、といったところでしょうか。

これまで数年間、ライブやスタジオで1曲から6曲ぐらい演奏してきた結果、エフェクターの数は4〜5個ぐらいが最適なのでは?と思います。

歪みについては、弱い歪みの場合、強い歪みのペダルのボリュームを調整してあわせることもできます。

これは私のギターの師匠の技で、アンプやギターのボリュームを調整することで、クリーンから歪みまで全部アンプだけで完結させてしまいます。

マルチエフェクター一台でもいいのでは?という意見もあるかもしれませんが、緊急時や、単純に「めんどくさい」時以外は、マルチは使っていません。

歪みはアナログエフェクターにこだわりたいのと、個人的にアナログの歪みとマルチを馴染ませるのが苦手です。デジアナ混在になってしまうので、電源まわりに気を遣わないといけない理由もあります。

Muslady(Guitto)ペダルボードの不満点とKRCraft PEDAL BASE 45-B

Muslady(Guitto)ペダルボードは、専用の固定具を左右からエフェクターを挟み込み、六角レンチで固定します。しかし、固定具がうまく溝にはまらず、固定できずに滑り落ちてしまうことがありました。

KRCraft PEDAL BASE 45-Bは、固定具をネジ穴で固定するため、固定具が固定できない、みたいなことはありません。

また、Muslady(Guitto)ペダルボードは構造のせいか、少々重いです。Muslady(Guitto)ペダルボードはSサイズで3.2kgあります。

KRCraft PEDAL BASE 45-Bは、重量が1.2kgと軽く、荷物を少しでも軽くしたい私にとってありがたいと思いました。

なぜKRCraft PEDAL BASE 45-BのサイズはSか?

KRCraft PEDAL BASEシリーズは、S、M、L、LLと4サイズが展開されています。私の場合、前述したようにせいぜい2-3曲の演奏で、エフェクターも4〜5個載せられれば十分なので、まずは一番小さいSサイズ45-Bを選んでみました。

もしSサイズで収まらない場合はMサイズに切り替えてみようと思います。

KRCraft PEDAL BASE 45-Bが届く

KRCraft PEDAL BASE 45-Bはいつものサウンドハウスで購入しました。

段ボールの箱の中に段ボールの箱に入っていました。

KRCraft PEDAL BASE 45-Bの説明書も入っています。

KRCraft PEDAL BASE 45-Bに仮設置してみる

KRCraft PEDAL BASE 45-Bに仮でエフェクターを組んでみました。

ひとまず
チューナー
ノイズリダクション
買ったばかりのROCKMAN SUSTAINORクローン、GOATサスティナー
(開発の佐野さんから直接連絡がもらえるのがうれしい)
Eventide H9 MAX(空間系をまとめた)
を固定してみました。

が、

固定できませんでした!

KRCraft PEDAL BASE 45-Bの標準クランパーでは固定できない

GOATサスティナーやEventide H9 MAXなど、大きめのエフェクターの場合、KRCraft PEDAL BASE 45-Bの標準クランパーでは固定できず、逆さまにすると、エフェクターが転がりました。残念。

どうやら標準クランパーは高さが足りないようです。高さ20mmの小型クランパーBを追加で導入すると、固定できました。

KRCraft PEDAL BASE 45-Bの標準クランパーは、ミニペダルはしっかり固定できます。おそらくBOSS系のエフェクターも固定できないので、高さ20mmの小型クランパーBは必須だと思いました。

また、左右スペースに余裕のある、高さ20mmの標準クランパーはいらないかもしれません。全部20mmタイプの小型クランパーBさえあれば、全てうまく固定できそうな感じがあります。

KRCraft PEDAL BASE 45-Bの仕様

KRCraft PEDAL BASE 45-Bの仕様ですが、

サイズは横幅35.5cm、縦幅25cm、高さ4.6cmです。
重量は1.2kg、材質はアルミ合金、ネジ・ボルト類はステンレス製で、ノイズを
拾いにくい材質とのことです。

エフェクターケースに収まるKRCraft PEDAL BASE 45-B

KRCraft PEDAL BASE 45-Bはケースに収まるのも魅力だと思います。

以前購入したキクタニかキョーリツ(忘れた)の小型エフェクターケースに
ぴったり収まりました。

安全にエフェクターを運ぶことができると思います。

まとめ。KRCraft PEDAL BASE 45-Bのネックは値段!

KRCraft PEDAL BASE 45-Bを導入してみて一番のネックは、少々お高いことでしょうか。これまで使用してきたMuslady(Guitto)ペダルボードは中華製ということもあり、低価格でしたが、KRCraft PEDAL BASE 45-Bは栃木県にあるリペア&メンテナンス工房で作られているとのことなので、中華製と比較するのも申し訳ない気持ちもあります。

一度、工房にもお邪魔して、色々お伺いしてみたいとも考えています。

そんなわけで初導入のKRCraft PEDAL BASE 45-Bですが、エフェクターを色々組んでみて、しばらく使ってみようと思います。

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