楽天アフィリエイトのアカウントが停止されそうになり、停止を逃れました。全くDTMやギターと関係ない話ですが、アフィリエイトは提供元のルールに従って正しく運用することが大事です。
自戒と、困っているだろう方のためにシェアしておこうと思います(2020年9月時点の情報です。もし読まれた方で内容間違っていたらご指摘ください)。
Contents
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楽天アフィリエイトからの連絡は突然やってくる
楽天アフィリエイトは、毎月10日頃に成果が確定されるのですが、売上報告メールを確認した3日前に「違反行為についての通告」と言った内容のメールが楽天アフィリエイトより届いていました。アフィリエイトに登録してから3年以上経ていますが、初めてのことです。
内容は
違反内容は
リンク先が楽天市場(または楽天市場のショップ・商品)であることが分からない記載方法
で、メール送信日から1週間以内に対応せよ、しない場合は利用停止と成果報酬の支払停止、とのこと。
楽天アフィリエイトはほとんど放置していたので「何のことやら?」と思ったのですが、ネットを検索してみると、どうやら楽天アフィリエイトの売上が10万円を超えると、事務局のパトロールがあるみたいです。
私の場合、どうも今年の楽天アフィリエイト側の売上計算にずれがあったらしく、9月に入る成果報酬が、10万円に近い金額になっていました。
楽天のアカウントが停止するとどうなるか
楽天のアカウントが消えてもまた新しく作り直せばいいだろう、と軽い気持ちでいましたが、ネットで調べてみると、どうもそういう訳にはいかないみたいです。
私の場合、楽天アフィリエイトで使用しているアカウントと紐づいているサービスは、
- 楽天銀行
- 楽天カード
- 楽天Pay
でした。
アカウントが凍結されると生活に支障が出そうなサービスが多く、ネットで調べたところ、それぞれのサービスに事情を説明してアカウントを解除するよう問い合わせる必要があるとのこと。手続きは大変なので、全力で楽天アフィリエイトリンクの修正作業を行いました。
※楽天アフィリエイトは、同経済圏の金融系サービスと紐づけないと、3,000ポイント以上は楽天キャッシュ、または現金での報酬が入らないルールになっています。
こうやって対応した
まず何が違反行為に当たるのか、ガイドラインを確認したところ、「短縮リンク生成機能」で使用したタイトルに問題があったようです。アカウントを取得した頃にはなかったガイドラインが更新されていることも確認しました。
私の場合、「短縮リンク生成機能」を使ってリンクを設置しているので、楽天アフィリエイトの管理画面より生成されたリンクに対し、タイトルを英語で記載していました。
短縮リンクに関する禁止事項はガイドラインに記載がないので、どう対応したらよいか困ったのですが、短縮ではない通常のリンク生成においては、「例外として編集可能としているテキストの変更について」と例が記載されています。
https://affiliate.rakuten.co.jp/guides/help/
商品名やショップ名を入れ、リンク先の内容が明記された文言であれば変更してもよい、つまり、短縮リンクを使ったとしても、飛び先の商品名や店名が入っているタイトル変更であればリンクとして認められるのでは、と思われます。生成された短縮リンクの取り扱いについて、ガイドラインには明示されていないのであくまでも仮定の話です(保証はしません)。
例えば、飛び先の商品が「Roland キーボード」で、飛び先ページに「Roland キーボード」と明示されているなら
× Roland keyboard
と思われます。
楽天アフィリエイト事務局から返信があり、事なきを得た
楽天アフィリエイト短縮リンクで設置したリンクタイトルを約100ページを修正し、サイトを全部見直した後、楽天アフィリエイト事務局に、「修正したので確認してください」と言ったメールを送った後、翌日夕方に返信
がありました。
内容を簡潔にまとめると
同じ行為があったらまた忠告します
でした。
ひとまずアカウント停止は免れることができましたが、今後どうなるかはわかりません。
楽天アフィリエイト以外のアフィリエイトサービス、amazonアソシエイトやgoogleアドセンスなども、サポート対応については定型化されているとはいえ、アナログな印象を受けます。もしアカウントが停止されたとしても、諦めずに誠意を持って問い合わせし続けることが大事だと思います。
また、警告から一週間以内に対応するために、アフィリエイトリンクはプログラムで管理していつでも即変更できるようにしておかないと、全ページのリンクを変更する作業はやがて心が折れてしまいます。ブログを最初から全部作り直す手間を考えたら、備えは大事かと思います。
まとめ。アフィリエイトのルールは常に変わるので、こまめなチェックを
たまたま、私の場合は一発アカウント停止には至りませんでしたが、アフィリエイトのルールは気づかないうちに変更されていたりします。
- アフィリエイトのルールが変更されていないか定期的にチェック
- アフィリエイトがガイドラインに沿って適切に運用されているか見直し
- アフィリエイト提供元より警告が届いていないか
- すぐアフィリエイトリンクを修正、取り下げることができる仕組みになっているか
- ポイントで報酬を受け取っている場合は、急に停止されても困らないようこまめに消費する
といった点に注意しながら運用するしかないと思います。
普段日常で使っているアカウントが停止すると困る場合や、審査やガイドライン遵守など、楽天アフィリエイトやamazonアソシエイトでの運用が辛い場合、もしもアフィリエイトなどを利用されると安心かもしれません。また、運用管理の手間も多少楽になるかもしれません(アフィリエイト提携先のルールを守ることには変わりませんが)。
副業でアフィリエイトやYoutubeをされている方もいらっしゃるかと思うのですが、提供元の裁量でルールを改変できるアフィリエイトやYoutubeを、生計・事業の柱にはしたくないと個人的には思いました。
にしても、自己責任とはいえ個人が気づきにくいところでアカウントが停止されると、実生活に支障が出てしまうのはさすがにしんどいです。救済措置など、今後の改善に期待したいところです。