コンパクトなギタースタンド、Ibanez ST101のレビューです。スタジオやライブハウスでギタースタンドがない場合の軽量折りたたみスタンドは、Ibanez ST101が有力な選択肢になるかと思います。
以前紹介したGS525BやGS414B PLUSは自宅で保管するにはベターですが、Ibanez ST101は、ギターケースの中に忍ばせておくにはGOODです。また、自宅スタジオの簡易スタンドとしてもIbanez ST101は便利です。
Contents
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Ibanez ST101の機能・特長
Ibanez ST101は、ギターを立てかけるスタンドで、3点で支持する方式です。
ギターの重さを一点で支えます。支える箇所はゴムがクッションになります。
Ibanez ST101の底面を支える部分は、強度のあるゴムで、グレー部分はスポンジです。
Ibanez ST101の安定性、用途は限定される
Ibanez ST101は、左右中央を固定するため、左右対称の楽器でなければ安定させるのは難しいです。変形ギターは難しいでしょう。
ジャズベースの場合
安定させるのにかなり無理をしています。
左右非対称のジャズベースの場合、なんとか固定させることはできますが、楽器自体が重いので、不安があります。
アコギの場合
アコギの場合、左右対象で軽量なので、安定します。
Ibanez ST101の用途
Ibanez ST101が使える目安は、重量が3kg以内で、左右対称な楽器だとお勧めできると思います。
重量がそれなりにある楽器や、変形ギターの利用は、倒すと悲惨なことになるので、やめておいた方が良さそうです。
Ibanez ST101の外観とPT32
Ibanez ST101はST32とは異なり、黒色で統一されています。右側にIbanezのロゴがあり、見た目もいいんじゃないかと思います。
アイバニーズ Ibanezで発売されている似たようなギタースタンド、PT32は底にゴムがないので、柔軟性はありません。ST101の方がおすすめできると思います。
サイズは、縦27.3cm、横17cm、全体を広げた時の横が40cmと、コンパクトです。重量は約500gで、iPadぐらいかと思います。ギターケースにもすんなり入ります。
Ibanez ST101はGS414B PLUSと同じく、ラッカー塗装のギターには注意が必要です。
もちろん、Ibanez ST101の底面にクロスを敷くなど工夫できますが、極論、ラッカー塗装のギターの保管は、壁に吊り下げてネックだけで固定するしか方法はないかもしれません。
Ibanez ST101まとめ
Ibanez ST101は、持ち運び用のスタンドとしてコンパクトなので、ギターの形と重量にさえ気をつければ、1個買ってギターケースに常に入れておくにはよいかと思います。また、自宅スタジオで簡易的にギターを手元に置いておきたい時にも便利です。
Ibanez ST101を数本持っておくと、いざという時にも便利かもしれません。私は3本ゲットしました。