LogicやCubase、Protoolsなどのシーケンサーを買って、いざ曲を作り始める場合、何もないところからいきなりどうやって曲を作るのでしょうか?
最初は説明書を熟読したり、雑誌の初心者コーナーを読んでとりあえず始めてみたものの、結局右も左もわからず、amazonとかで初心者向けガイドブックを購入する、でも本は分厚いしよくわからないから数ヶ月で挫折してしまう、って方が多いような予感がします。
- はじめよう! Logic Pro X すぐに使えるポイント111
- Cubase Pro 8で始めるDTM&曲作り ビギナーが中級者になるまで使える操作ガイド+楽曲制作テクニック(4曲分のプロジェクト・ファイルをフリー・ダウンロード)
- ミュージッククリエイターのためのPro Tools入門 〜プロが伝える使いこなしの基本 バージョン10・11・12対応
作曲の仕方は人それぞれだと思うのですが、鍵盤ができる方であれば、MIDIでもオーディオでもいきなり録音して、何度かリテイク、一番よく出来上がったデータを加工修正してなんとか完成させるだろうと思います。
鍵盤ができない方は、ステップ入力でMIDIデータを打ち込んでいくことになると思いますが、それが結構かったるい作業だったりします。で、MIDIデータの「打ち込み作業」になってしまい、ストレスが溜まる→長続きせず途中で終了〜そのまま放置→MIDIキーボードもホコリを被り〜、という方、結構いらっしゃるのではないでしょうか?
そもそも、パソコンで仕事をする場合、エクセルで請求書を作ろうと思ったらテンプレート、デザインなら素材集やai/psdのサンプルデータがあるのに、なぜDTMでは少ないのでしょうか?
シーケンスソフトにもテンプレートやサンプルデータは豊富にあるべきではないでしょうか?テンプレートが音楽性やクリエイティビティを損なうとは思いませんし。
というわけで、シーケンスソフトのサンプルとして、定番コード進行
|Am|F|G|C|
をLogicで作ってみました。
音色はシンセとベースを入れてあるので、データをコピペで組み合わせ、小節の区切りを変えたりするとそれっぽい曲が出来上がります。
因みに理論的に言いますと、キーAmの時に4度ずつ上がる逆循環進行|Am|Dm|G|C|のDmを代理コードであるFに変えたものです。
このコード進行の特徴はとにかく力強い印象を与えます。
作成ソフト:Logic9
フリー、商用利用可