[レビュー]BEHRINGER UCA202 オーディオインターフェイス

BEHRINGER UCA202

今回は低価格のベリンガー UCA202についてレビューしたいと思います。UCA202はなんと4,000円前後で購入できてしまうオーディオインターフェイスです。

ベリンガーと言えば、小型アナログミキサーや格安のエフェクターなどがありますが、オーディオインターフェイスはなかなか目にする事がないかったので、気になっていました。一般的なDTMのオーディオインターフェイスと同等の機能があるのでしょうか。

BEHRINGER UCA202に付属するソフト

付属するソフトは、公式サイトよりダウンロードできます。

オーディオ編集ソフトには、Tracktion4というソフトが付属するそうです。あまりなじみがないので、おそらく他のメジャーなDTMソフトを使用することになると思います。

また、波形編集ソフトとしてAudacityもあります。私はAudacityを仕事で使用した経験があるのですが、波形編集とはどういったものなのか理解されていない方、PC初心者の方には少々とっつきにくいソフトなのでは、と思います。

BEHRINGER UCA202のinput output

BEHRINGER UCA202正面

UCA202_P0484_FrontPerspective_XL

ライン入力がLR1個づつ、アウトプットもLR1個づつ、と必要最低限の構成になっています。また、デジタル出力とヘッドホン用のミニジャックあがあります。USBケーブルは本体と一体になっているようです。

USB接続時には緑色のLEDが光るため、接続されているかどうか不安になることはないと思います。

また、カメラコネクションキットを使用してiPadにも接続できるそうなので、ちょっとしたソフトシンセやDAWソフトの活用には便利かと思います。

その他BEHRINGER UCA202の外観など

BEHRINGER UCA202 フロント

サイズは横8.8cm、奥行きが6cm、厚みが2.2cmとかなり小型です。また、外観はシルバーのプラスチックですが、カラバリで赤色もあります。

BEHRINGER UCA202 red

重量は281gとかなり軽量ですので、ラックに収めて使う、というよりはスタジオやクラブ、ライブなどで使用するのには小回りがきいてよさそうです。

BEHRINGER UCA202の総評

UCA202は二台目三台目のオーディオインターフェイスとしてかなり使い勝手のよい製品なのではないかと思いました。

付属ソフトウェアもあまり聞いた事がない製品のようで、ドライバーも自分でホームページよりダウンロードしなければいけなかったりと、価格が安いとはいえ、初心者の方がいきなりUCA202を使いこなすのは難しいのではないかと思います。恐らく安物買いのなんとやらになってしまうのでは?と思います。

既にオーディオインターフェイスの使用経験があって、普段からライブやレコーディングでPC標準のInput/Outputよりも高音質で録音再生されたい方、iPadで曲のアウトラインをちょっとだけ作るのに使いたい方、にとっては、手軽に扱えて大変便利なオーディオインターフェイスだと思いました。

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