DTM機材系の雑誌をまとめて紹介します(毎月25日頃更新)。
サウンド&レコーディング・マガジン 2016年6月号
- 出版社:株式会社リットーミュージック
- 発売日:4月25日(月)
- 価格:900円(税込)
UKテクノの重鎮が打ち鳴らす“耽美的ダンス・ミュージック”の作り方
■巻頭インタビュー
アンダーワールド
テクノ/ハウスにロックの要素を織り交ぜ、「ボーン・スリッピー」をはじめとする数々の曲を世に送り出してきたアンダーワールド。1980年代に活動していた前身バンドを経て、メンバー脱退などがありつつも、カール・ハイド(vo、g/写真左)とリック・スミス(prog/右)を軸に約25年間歩み続けてきた。6年ぶりの7thアルバム『バーバラ・バーバラ・ウィ・フェイス・ア・シャイニング・フューチャー』 は、カラフルなサウンドだった前作の反動か、無骨なビートと美しいパッドでジワジワと攻める耽美的テクノに回帰。一般メディアではフロントマンであるカールをフィーチャーすることが多いが、あえて本誌はトラック制作を担うリックにインタビューを行い、彼らのサウンドが作られるまでの過程をじっくり聞くことにした。機材愛あふれるリックの言葉をかみしめていただきたい。
特集
4つ打ち研究会!
4/4拍の楽曲で、拍のアタマにキック・ドラムを配した“4つ打ち”。もはや説明不要のこのリズムは、古くはディスコ・ミュージックなどで使われ、消費されることなく今も多くのアーティスト&リスナーの心をつかみ続けている。しかしなぜ、これほどまでに求心力があるのだろう……? その答えを探るべく、編集部は一念発起。4つ打ちを“研究”する特集を企画した。4つ打ち音楽の歴史を紹介する記事、グルーブをひも解くためのテクニック解説、著名アーティストへのインタビュー&アンケート、名機のサウンド分析などを通して多角的に迫ってみたので、ぜひいろいろな人に読んでいただきたい。そしてここに込められたエッセンスの数々を、自らの音楽制作に生かしてもらえると幸いだ。
- 4つ打ちの過去&現在 by 今本修
- 4つ打ちグルーブ制作テク伝授 by MK
- ジェフ・ミルズが語る4つ打ちの美学
- アーティスト・アンケート
- TR-808/909の音色&グルーブ解析 by 中村公輔
- 4つ打ちサミット~福富幸宏、☆Taku Takahashi(m-flo、block.fm)、渡部高士、ALI&(80KIDZ)がバトル・トーク!!
■特別企画
ネット時代のマスタリングを考える
2014年に音楽配信の総売り上げはCDのそれを上回った。SoundCloudやbandcampはクリエイター必携のツールとなり、DAWで作った楽曲をそれらのサービスにアップするのは、もはや当たり前の行為とすら言える。実際、インターネット上にはかつてない数の楽曲があふれているが、その一方で“音が悪くて聴けない”作品も増えているようだ。昨今は“マスタリング”という工程を経ないままアップされる楽曲も多いようだが、果たしてそれは本当に“人に聴かせる”ことを意識したものになっているだろうか? 本稿では海外のトップ・マスタリング・エンジニアや、自宅に近いプライベートな環境で優れた音質のマスタリング作品を送り出しているエンジニアの談話を通して、インターネット時代のマスタリングが持つ意義をあらためて考察する。さらに、音楽タイプ別にDAW環境でマスタリングする際のポイントをプロのエンジニアが伝授。一般的なプラグインの合わせ技で2ミックスを磨くノウハウをお伝えする。本特集を参考に、“長く聴ける”楽曲を世に送り出していただきたい。
- Part 1 トップ・エンジニアが語る“マスタリングの現在”~スチュワート・ホークス
- Part 2 プライベート・マスタリングの達人に聞く~高橋健太郎/熊野功雄
- Part 3 実践! プラグインを使った2ミックスの磨き方(エレクトロニカ/ロック/ベース・ミュージック)~三好敏彦
■Production Report
パニック!アット・ザ・ディスコ『ある独身男の死』
■Special Report
MILLIAN@シンガポール~日本資本による本格ライブ・ハウスがオープン
■behind the scene~映像を音で彩る作曲家たち
牧戸太郎
■コンサート見聞録
ジェフ・ミルズ×東京フィルハーモニー交響楽団@Bunkamura オーチャードホール
クラブ・ミュージックとクラシックの融合を図るDJ=ジェフ・ミルズ。そんな彼が、日本では初となるオーケストラとのコラボレーション公演を、去る2016年3月21日にBunkamura オーチャードホールで開催した。本稿では当日の様子をPA面に焦点を当ててレポートしたい。さらにジェフ本人へのインタビューもできたので、本番に使用した機材とその演奏方法についても写真入りの詳しい解説でお届けしよう。
■Event Report
“HIGH RESOLUTION FESTIVAL” at SPIRAL
~蓮沼執太/TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDのハイレゾ・ライブ・レコーディングに迫る
去る3月11日から3月13日までの3日間、東京・青山の複合文化施設SPIRALにて“HIGH RESOLUTION FESTIVAL” at SPIRALが開催された。これはハイレゾ・オーディオの良さをさまざまな形で体験してもらうというイベントで、OTOTOY、SPIRAL、本誌サウンド&レコーディング・マガジンの共催により実現した企画。3階のスパイラルホールでは公開ライブ・レコーディング、9階のスパイラルルームではトーク・ショウや試聴会、そしてスパイラルホール入口のホワイエでは出展企業によるハイレゾ製品の展示/即売が行われ、さまざまなハイレゾの魅力を体感することができた。ここでは企業出展ブースの模様の一部と蓮沼執太、TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDのライブ・レコーディング・イベントのレポートをお届けする。
■PEOPLE
HIROSHI WATANABE
■Beat Makers Laboratory
ドット
■REPORT
『DISSIDIA FINAL FANTASY』~アビイ・ロードでのレコーディング・レポート
kyokaが伝える4DSOUND~実空間に音をドラッグ&ドロップ
MILLIAN@シンガポール~日本資本による本格ライブ・ハウスがオープン
音響設備ファイル 関西大学 ソシオ音響スタジオ
製品開発ストーリー SHURE KSM8
第一線で活躍するエンジニアがSHURE KSM8の実力をテスト
テン年代☆インディー白書 Noah
ライブ・スペース訪問 大岡山Goodstock Tokyo
■NEW PRODUCTS
- UVI Falcon
- OUTPUT Exhale
- MANLEY Force
- BLACK LION AUDIO Auteur MKII
- PELUSO P-87
- AUDIO-TECHNICA AE2300/ATM230
- JBL PROFESSIONAL LSR708I/LSR705I
- MUTABLE INSTRUMENTS Rings/Shades/Warps/Branches
- ACME AUDIO Motown D.I. WB-3
- IK MULTIMEDIA Lurssen Mastering Console
■LIBRARY
- BIG FISH AUDIO BIG BAD HORNS 2
- SAMPLE DIGGERS OMAR VOCALS
(DTMNAVIコメント)
アンダーワールドの機材特集ほか定番の4つ打ち特集が気になりました。ほかジェフ・ミルズのクラシックコンサート、機材ではIK MULTIMEDIA Lurssen Mastering Consoleなどが注目です。
Sound & Recording Magazine (サウンド アンド レコーディング マガジン) 2016年 6月号 [雑誌]
DTMマガジン2016年4月号
- 出版社:株式会社寺島情報企画
- 号数:Vol.261
- 発売日:3月8日(火)
- 価格:1,389円(税別)
◆特集:BEMANI Since 1997~シーンが生まれる場所~
BEMANIシリーズ19年の歩み
BEMANIシリーズ作品のできるまで
dj TAKA「BEMANI/beatnation Recordsの重鎮」
Sota Fujimori「アナログシンセへのこよなき愛」
あさき「ギターと歌の表現を磨いていく」
猫叉Master「エスニックからクラブトラックまで」
DJ YOSHITAKA×Ryu☆×kors k
◆特別企画:チップチューンでRPG組曲を作ろう
フリーのチップチューン音源「Magical 8bit Plug」を導入しよう
チップチューン的打ち込みテクニック集
オープニング
街
フィールド
森林~迷宮
バトル
◆TOPIC
VOCALOID4 Library Fukase(SEKAI NO OWARI)デモソングを担当したれるりり氏とATOLS氏インタビュー
DTM TOPICS
◆連載
YamahaMusicOnLine Cubase Pro 8.5「VST Transit」「プロファイルマネージャー」
ABIILIITY PROが実現するサウンドクオリティ「CDクオリティのサウンドへ!プロ御用達のミキシングエフェクトを使いこなす」
氏家克典直伝!弾けない人が生演奏のように打ち込むキーボード演奏法「アナログ・シンセストリングスのヴォイシング」
浅倉大介に聞く最新シンセサウンド「新曲Danteroid」INTERVIEW WITH DA
最強ソフト音源「UVI FALCON」を使いこなせ!「マクロ機能の活用」
オーケストラ楽器打ち込み上達マニュアル「フルートとオーボエ」
最先端ダンストラックの作り方「FUTURE BASS」の定番テクを学ぶ
楽器が弾けなくてもできる作曲入門4「一歩先の作曲術~ノンダイアトニックコードで曲にインパクトを演出~」
新・JPOPの作り方「70年代テイストのアイドルソングを作ろう」
ループ素材集でラクラク作曲講座
究極打ち込みドラムメソッド「8ビート」
島崎流3 THE VOICE「生田真心/倉田主税」
(DTMNAVIコメント)
昔懐かしのBEMANIシリーズが気になりました。ほかチップチューンでRPG組曲を作る特集など興味深いです。
キーボード・マガジン 2016年4月号 SPRING
- 出版社:株式会社リットーミュージック
- 発売日:3月10日(木)
- 価格:1,500円(税込)
方法論と想像を超えて──ちゃんMARI(ゲスの極み乙女。)の独創的フレーズを解析する
■表紙
ちゃんMARI(ゲスの極み乙女。)
今年1月に2枚目となるフル・アルバム『両成敗』をリリースしたゲスの極み乙女。のキーボーディスト、ちゃんMARIをフィーチャー。そのフレーズは、随所にクラシックやジャズの要素を感じさせるが、理論だけでは片付けられない独創的なもの。その秘密を探るべく、ちゃんMARIにインタビューを敢行。さらにアルバムの収録楽曲の構造や奏法を詳しく分析していく。
■特別企画
YOSHIKIのピアノ
昨年末に行われたX JAPAN日本公演。そのステージ上で、ドラム・セットとともに大きな存在感を放っていたのが、クリスタル・ピアノだ。見た目も美しいこの楽器を、YOSHIKIは長く愛用してきた。今回は“YOSHIKIのピアノ”に焦点を当て、ライブの模様を振り返る。楽器誕生の背景や、なぜYOSHIKIが使用するに至ったかなども解き明かしていこう。
■特別インタビュー&分析
上原ひろみ
上原ひろみ、アンソニー・ジャクソン(b)、サイモン・フィリップス(d)による“ザ・トリオ・プロジェクト”は、2010年の結成以来、3枚のアルバムをリリース、世界各地でライブを重ねてきた。そんなトリオの第4弾となる新作『SPARK』が届けられた。常に進化をし続ける彼女にアルバムの制作について話を聞くとともに、それぞれの楽曲について詳細な解説を行ってもらった。
■特集 CD連動
- アレンジの原点 Basics of Song Arrangement
- キーボーディストはここから始めよう
- 基本と意識が学べる編曲入門
<コンテンツ>
- キーボーディストのためのアレンジの基礎
- メロディを輝かせるジャンル別アレンジ術
- プロ・キーボーディストたちに聞くアレンジの始め方
- 始めるなら聴いておきたい名アレンジャーのサウンド
彩雨(摩天楼オペラ)、宇都圭輝、重実徹
島田昌典×本間昭光
■インタビュー
- KAN
- 藤井麻輝(SCHAFT)
- 中野テルヲ CD連動
■キーボード・マガジン注目プレイヤー 推し鍵 CD連動
- Ryoma Maeda 、ハジメタル(Ryoma Maeda & Romantic Suiciders)
- サイトウアサミ(HAPPLE)
- Kie Katagi
- Can(SYS)
■ピアノ・スコア
- 「ENDLESS RAIN」X JAPAN
- 「月の光」ドビュッシー
- 「プロムナード(組曲「展覧会の絵」より)ムソルグスキー(ジャズ・アレンジ)
- 「さくらさくら」(ジャズ・アレンジ)
■アーティスト・コラム
- 浅倉大介(access)
- ヒイズミマサユ機
- kiyo(Janne Da Arc)
- 戸田宏武(FLOPPY、NESS)CD連動
■新製品レビュー
- ヤマハMontage
- コルグMinilogue
- スタジオロジックSL88 Grand
- ローランドA-01K
- ウォルドルフnw1
(DTMNAVIコメント)
色々話題のゲス乙女や上原ひろみのインタビューが気になりました。X JAPANの「ENDLESS RAIN」スコアが入っているだけで買いかもしれません。機材は
やはり注目のKORG Minilogueですね。
サウンド・デザイナー2016年5月号
- 出版社:有限会社サウンド・デザイナー
- 発売日:4月9日(土)
- 価格:864円(税込)
2大スタジオ特集
第1特集:防音、吸音、電源、ノイズ対策、etc.のノウハウ満載
プライベートスタジオを作ろう
- スタジオを作るメリット
- スタジオ作りの3つのポイント
- やりたいこと別に見る機材の選び方と部屋作りのアイディア集
- (ギター録音/ボーカル録音/ミックス)
- スタジオ作りに役立つ便利グッズ
第2特集
公開! 私の自宅スタジオ
清水翔太/神保 彰/Tom-H@ck/田中隼人/大村真司/
マティアス・クピアイネン(ストラトヴァリウス)
巻頭1万字インタビュー:自宅プライベートスタジオに初潜入!
EXILE SHOKICHI
スコア連動特集:人気曲「KARATE」のバンドスコアを掲載
BABYMETALの鋼鉄サウンドに挑戦
宅録アイテムとことん調査隊
- シンプロシードSP-MP2
- AKG D5 C
- ロジャー・リン・デザインLinnStrument
- スタックスSRS-3100
特選ミュージシャン
- 真鍋吉明(the pillows)
- 赤い公園
DAW EXPRESS
- CUBASE PRO 8.5
- SONAR
注目製品
- ユニバーサル・オーディオApollo Twin USB
(DTMNAVIコメント)
EXILEのプライベートスタジオ特集が気になりました。誰もがあこがれる自宅スタジオ特集も気になります。機材はApollo Twin USBがとても気になります。
DiGiRECO vol.179
- 出版社:MUSIC NETWORK CORPORATION
- 号数:vol.179
- 発売日:4月8日(金)
- 価格:0円(全国約1,950箇所の楽器店、リハーサル・スタジオ、ライブハウス、音楽教室、音楽専門学校、大学などで配布)
■特集:小音量でも使えるモニター・スピーカー
(DTMNAVIコメント)
最新の高性能なモニタースピーカーは要チェックだと思います。