【DTM以外のモノが多め】2024買って良かったもの

2024年、DTMNAVIで買ってよかったものを紹介しています。DTM関連以外のものや、買うかどうか迷ったものも紹介しています。

マーシャルDSL1C

最近、断捨離をやってまして。8年前に広い部屋を借りたせいもあり、つい調子に乗って音楽機材関係のモノが増えてしまい、知人からは「楽器屋か」と呼ばれてました。

ギターを3本、ベースを1本、ウクレレ1本ほど手放し、さらに30kg超あったマーシャルのコンボアンプを処分したあと、DSL1Cを導入しました。

マーシャルDSL1C

Positive Grid Sparkも悪くはないんですけど、どうも「シミュレーター感」に満足できず。

DSL1Cは小型ながら真空管を鳴らしている感がして、いいです。「音の立ち上がり」と言うんでしょうか。

サイズは36x34x21.5cmの小型で、重量も7.9kgなので、気軽に移動もできます。

音色はクリーンとゲインの2つ。EQも3つにリバーブとシンプルなところもいいです。
マーシャルDSL1CのEQ

しかしながら、小型とはいえ集合住宅では、ハイゲインのフルボリュームでは近所迷惑になってしまうぐらいの音量になってしまいます。

センドリターンにハイインピーダンス対応のボリュームペダルを挟んで微調整すると、いい具合に音量調節できます。
DSL1Cの背面

BOSSのボリュームペダルFV-50Hを導入。

DSL1CとFV-50H

DSL1Cでも音量調節できることを知らずに、手放してしまう人がいらっしゃるようなので、こんな技もありますよ、とご紹介。

KRCraft PEDAL BASE 45-B

挟み込むエフェクターボードの軽量版。中華製は重かった。

Musladyというメーカーのエフェクターボードが画期的だったので軽く実機レビューします。 私はこれまでコンパクトエフェクターを ...

コネクターはオプションで追加。お値段に見合うか?といえばそうでもないので、超絶よかったとまではいかないですが、自転車の前カゴに放り込んで移動できるぐらいなので、まあまあ満足。

KRCraft PEDAL BASE 45-B

一番小さいサイズの45-Bでも、エフェクターはこれぐらい詰め込めます。

KRCraft PEDAL BASE 45-B

VOX AP3-UD amPlug3 UK Drive

ケーブル不要、ギターに直接挿せるアンプ。amPlugシリーズの3世代目。
以前購入したVOX amPlug2 AP2-LDも気に入っていたのですが、新しいamPlug3が登場したという事で、買い替えてみました。

VOX amPlug2 AP2-LDの実機レビューです。Bluetoothトランスミッターなど深夜のギター練習用に色々試しましたが、結局VO...

amPlug3は明らかに音がクリアになっているように思います。特に、ゲインの上げ下げで、歪み具合の変化がちゃんと出るところがいいです。

amPlug2と比較して、リバーブやコーラスエフェクターも量の増減がちゃんとできて、いかにも「エフェクターをかけました〜」、的な、おもちゃっぽい感じにならないと思います。

amPlug3 UK Driveはマーシャルが意識されているのか、トレブルもベースもよく出ます。ゲインをフルにしても、音が濁らないのがいい。

同製品のamPlug3 High Gainほどの歪み量ではないと思いますが、ピッキングハーモニクスを練習するぐらいの歪んだ音は出せます。amPlug3 UK Drive

単4電池2本で17時間駆動なので、エネループがあればいくらでも使えます。リズム機能やAUX端子は特に使ってないのでなんとも言えないです。
2024年は深夜のギター練習でamPlug3 UK Driveをよく使いました。

NEUTRIK ( ノイトリック ) / NP2RX-AU-SILENT

2024年、買ってよかった製品の一つ。スタジオやバンド練習で、ボリュームを下げずにプラグを抜き差しするとノイズが出ますが、NP2RX-AU-SILENTを使えば、ノイズが出なくなります。

NP2RX-AU-SILENT

NP2RX-AU-SILENTは内部にスイッチングシステムを搭載していて、プラグが抜けると自動的にショートされるので、ノイズが発生しないという仕組みだそうです。

ボリュームを気にせずにプラグを抜き差しできると、ちょっとしたストレスが減リます。半田付けがめんどくさかったですが、このプラグに交換してよかったです。

全自動洗濯機NA-LX125C

ここからはDTMギター関連以外の買ってよかったもの紹介です。
全自動洗濯機NA-LX125C

全自動洗濯機。革命。世界が変わった。
ミニマリスト系Youtubeでもよく挙げられていますが、全自動洗濯機があると、不確定要素の天気を気にしなくて済み、貴重な休み時間を無駄にしなくて済みます。
社会人は時間がない。

全自動洗濯機にすると、ほったらかしにしてもいいし、干す手間もなくなります。

私の購入したNA-LX125Cは、家電にしてはめちゃくちゃ高かったのですが、買うべきだと思います。体の弱ったお年寄りにもお勧めできます。

乾燥機能はヒートポンプ式で、洗濯で貯めた電気を使って熱を起こすとのこと。電気代も一回約10円とそんなにかからない。

今回、せっかく全自動の洗濯機にしたので、洗剤も自動投入機能があるNA-LX125Cにしました。
全自動洗濯機NA-LX125Cと洗剤
洗濯機の上に突っ張り棒で下着収納を作ったので、乾いたらそのまま上に置くだけ。服が縮むとかデメリットを挙げているレビューも見かけますが、時間短縮のメリットをとりたいです。

NA-LX125Cは一世代前のモデルなので、今はパナソニックNA-LX125DLです。超おすすめ。

コクヨ 収納ボックス NEOS Lサイズ A4-NELB-DX3AM

冒頭で話したように、近い将来、自宅アパートを引き払う時がやってくることを想定して、少しづつ断捨離を進めてます。

不要品を捨てながら思うことは、収納ケースやタンスなど、収納が思っていた以上に捨てるのに苦労したことで、収納ケースのほとんどは、木製だったり固めのプラスチック製だったりして、粗大ごみに捨てるとお金はかかるし、バラすのにプラスチック専用のカッター工具が必要だったりと処分に困りました。

タンスを処分

そこで、収納を全て段ボールにしてしまえば、収納ケースを処分する時に楽になるのでは?しかもちょっとおしゃれなやつはないか、と探したのが、コクヨのNEOSです。
コクヨのNEOS
ただの段ボール箱なのですが、黒色なので部屋の雰囲気を壊さないと思います。

結局、イケヤの本棚、無印のタンス、テレビ台、押入れの収納ケースを全て処分し、書類ファイルから機材まで全てこの箱で統一しました。合計5箱あります。
これで、収納ケース自体を処分する手間がほぼかからなくなりました。

モビロンバンド

モビロンバンド

ゴムで縛ると切れてイラッとすることはないでしょうか?
ゴムは劣化すると切れやすくなり、半年から一年経つと大体切れて使い物にならなくなってしまいます。モビロンバンドですと切れる心配がほぼなく、微妙なストレスがなくなりました。地味にありがたいです。

悩んで結局買わなかったもの

2024年、悩んだ結果結局買わなかったものを取り挙げてみます。

IK Multimedia TONEX One

IK Multimedia TONEX One

買うか買うまいか迷って、結局買わなかった。TONEX Pedalのコンパクト版。
私はこれまでIK Multimedia製品を試してきました。

iRigHD2のレビューです。巷ではiPhone7が発売されて、スマホ界隈も賑わっていますが、なんと、IKMultimediaはいち...
IK Multimedia iRig Padsをチェックしてみます。お手頃なライブDJ演奏機材として、IK Multimedia iRig ...
iRig Keys I/Oをチェックしてみたいと思います。iRig Keys I/OはiRig Keys ProなどMIDIキーボードとは違...

IK Multimedia製品を使って思うことは、痒いところに手が届かない印象。つまり、設定を細かく追い込めず、なんとなく「こんな感じでしょ?」と雰囲気だけを置いて来ている感がして、機能は素晴らしいが自分が求めるものではないのでは?
と感じていました。

マルチエフェクターの類も色々試してきましたが、結局満足できたのはQuadCortexぐらいで、どうも苦手。
GE200

GE200もコンパクトなのですが、大味なエフェクトに馴染めず、結局手放しました。

歪みに関しては、最近はアナログエフェクターを使っています。

TONEX Oneはコンパクトなので、アナログエフェクターで組んだエフェクターボードの邪魔にならず、しかも低価格なので、一台ぐらい導入してもいいかな?と思います。2025年には買うかもしれません。

2024年買って良かったものまとめ

2024年はギター関係の機材については、製品のコンセプトや方向性が定まった中、バージョンアップ版・コンパクト版が登場して充実・豊作なイメージがあります。
ギター演奏イメージ
ギターのマルチエフェクターだけでなく、シーケンサーや音源などデジタル系機材は充実して、もはや飽和してしまっている感があります。

ビンテージギターやビンテージアンプの高騰化と反比例して、デジタル系機材は低価格化・高機能化し、問題は、どれだけ音楽を楽しめる時間を作れるか?どれだけ短時間で自分が求める音にたどり着けるのか?が機材を選ぶポイントになってくる予感がしました。

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