DTM機材系マガジン雑誌一覧 2016年9月

DTM機材系の雑誌をまとめて紹介します(毎月25日頃更新)。

サウンド&レコーディング・マガジン 2016年11月号

サウンド&レコーディング・マガジン 2016年11月号

  • 出版社:株式会社リットーミュージック
  • 発売日:9月24日(土)
  • 価格:900円(税込)


バーチャル・リアリティ時代に知っておきたい “VR音響”の最前線

■巻頭特集

めくるめく“VR音響”の世界
OCULUS Riftをはじめとする本格的なHMD(ヘッド・マウント・ディスプレイ)の登場や、アプリ「dTV VR」が10万ダウンロードを突破するなど話題のVR(バーチャル・リアリティ)。その表現は今や映像にとどまらず、音響にも大きな進化が押し寄せている。弊誌でも“立体的な音像”という表現を使うことがあるが、最新テクノロジーにより、主にヘッドフォンによる聴取で、これまでにないほど生々しい立体音響を体感できる環境が増えつつあるのだ。今回、本誌はこの“VR音響”にフォーカス。その歴史を振り返りつつ、音響機材/ゲーム・メーカーへの取材やDAW上での実践方法を紹介。後半ではアーティストへのインタビューを通して、VR音響が音楽にもたらす新しい可能性について考察していく。

  • Part 1:時代は立体音響から“VR 音響”へ
  • Part 2:VR音響に着目する各メーカー
    WAVES/ヤマハ/カプコン
  • Part 3:バイノーラルで実践! VR 音響
  • Part 4:VR音響を得たアーティストはどこへ向かうのか?
    ビョーク/evala/Katsuhiro Chiba/國本怜

■特別企画

アンプ・タイプ別!
ギター録音マニュアル
ギタリストならばアンプにこだわりを持つのも自然のこと。しかし、意外に難しいのがこのアンプの録音です。見よう見まねでマイクを立てて録ってみても、演奏しているときのような迫力あるサウンドにならないと悩んでいる人も多いでしょう。この特別企画では、主要なギター・アンプの特徴や使われるケースを押さえながら、どうやって録れば演奏しているときさながらの迫力あるギター・サウンドが録れるのかを指南していきます。自宅やリハスタでぜひ挑戦してみてください。

  • MARSHALL スタック・タイプ
  • FENDER Twin Reverb
  • ハイゲイン・タイプ
  • ROLAND JC-120
  • 小型アンプ

■SPECIAL REPORT

宇多田ヒカル『Fantome』
ミキシングの技法に迫る

デビュー・アルバム『First Love』が売り上げ日本記録を樹立。以降オリジナル・アルバムはすべてチャート1位を獲得し、2007 年にはシングル『Flavor Of Life』がダウンロード数の当時の世界記録を達成するなどトップ・アーティストとして君臨する中、2010 年に“人間活動”を宣言し活動休止に入った宇多田ヒカル。さる4月に配信シングル「花束を君に」「真夏の通り雨」を発表してアーティスト活動を本格始動した彼女が、9月28日に8年ぶりとなる6thアルバム『Fantome』をリリースする。

■Special Talk

中田ヤスタカ×カール・ハイド(アンダーワールド)
約1年ぶりとなる中田ヤスタカの不定期対談シリーズ、記念すべき10回目のゲストはアンダーワールドのカール・ハイドだ。名曲「ボーン・スリッピー」で知られるUKテクノ・ユニットのフロントマンであり、相方であるリック・スミスとともにトラック制作も行う人物である。彼と中田を引き合わせたら、どんな会話が繰り広げられるのか?……そんな編集部の妄想が出発点となり、“SUMMER SONIC 2016”に来日したハイドと中田の対談が実現した。

■Featured Tools①

NATIVE INSTRUMENTS Komplete 11徹底解剖
トラック制作からミックス~マスタリング、パフォーマンス、サウンド・デザインまでに使えるソフトウェア・インストゥルメント&エフェクトを集めたパッケージ、NATIVE INSTRUMENTS Kompleteの最新版であるKomplete 11が発売された。ここではKompleteがなぜ人気なのか、そしてKomplete 11にどんな機能が加わったのかを細かく紹介していこう。

■Featured Tools②

グルーブ・マシン界に新星現る!
ZOOM ARQ Aero RhythmTrak AR-96

ZOOMが去る6月末に発売したARQ Aero RhythmTrak AR-96。そのあまりに斬新なルックスから“一体全体どんな機材なのか!?”と思った人も居るだろう。何を隠そう本機はEDMなどのダンス・ミュージックに向けたグルーブ・マシンである。音源/シーケンサー/サンプラー/エフェクト/コントローラーが統合され、1台でトラック・メイクを楽しめるのだ。それだけではない。リング状のコントローラーを本体から取り外せば、Bluetoothによるワイアレス・コントロールが実現するので、ステージ・パフォーマンスにもうってつけである。本企画では、このARQ Aero RhythmTrakの使い方解説+ライブ・パフォーマンス動画連動記事を通して、グルーブ・マシンとしての可能性を探っていこう。

■PEOPLE

  • 高木正勝
  • THE NOVEMBERS
  • 浅倉大介
  • 宇宙ネコ子
  • MACHINA

■REPORT

  • 音響設備ファイル Studio TLive
  • NATIVE INSTRUMENTS Maschine Jam速報!
  • YAMAHA RIVAGE PM10導入事例 スターテック/セカンドステージ
  • YAMAHA PX Series導入レポート サンフォニックス
  • プロが認める現場仕様のデジタル・ワイアレス・システムLINE 6 XD-V Series
  • DSD対応オーディオ・インターフェース KORG DS-DAC-10Rを使う理由 高橋健太郎
  • 担当副社長が語るAVID Pro Toolsの向かう未来
  • ライブ・スペース訪問 渋谷WWW X

■NEW PRODUCTS

  • CRYPTON 初音ミク V4X
  • MAKE NOISE 0-Coast
  • MANLEY Nu Mu
  • CHANDLER LIMITED TG Microphone Cassette
  • FXPANSION Geist2
  • EIOSIS E2 Deesser
  • AUDIO-TECHNICA ATM350D
  • MXL V67G-HE
  • ALLEN&HEATH QU-24 Chrome Edition
  • YAMAHA EMX7
  • SOUNDCRAFT Signature 16

(DTMNAVIコメント)
本業の方でもVR系の仕事に携わってることもあって、いよいよVRに本格的に取り組んでいきたいと思う今日この頃なのですが、臨場感を演出するには、音響も欠かせないポイントだと思います。バイノーラル録音で対応するみたいですね。
また、ギターのレコーディング特集も気になります。普段スタジオを借りてやってもうまくレコーディングできないので期待したいところ。
中田ヤスタカ×カール・ハイドの対談も気になります。例のZOOM ARQ Aero RhythmTrak AR-96も。

Sound & Recording Magazine 2016年 11月号


DTMマガジン2016年10月号

DTMマガジン2016年10月号

  • 出版社:株式会社寺島情報企画
  • 号数:Vol.264
  • 発売日:奇数月8日発売
  • 価格:1,389円(税別)


  • エレクトロニックミュージック教本
  • 伝説のレーベルメンバーによるスペシャル座談会「beatnation Records」
  • 未発表曲[オケ]ステムデータ収録!DECO*27が語る新作『GHOST』
  • ◎付録データがダウンロードできる袋とじシリアルコード付き

◆特集:傑作&新作無料音楽ソフト120

傑作フリーソフト ベスト10
2016年度版フリーソフトカタログ
REAPERのデモソングプロジェクト収録!無料ソフトでEDMは作れるか!?(作れる!)

◆特別企画:エレクトロニックミュージック教本

  • エレクトロニック・ハウス
  • ダブステップ
  • テックハウス
  • チップチューン(Futurebass MIX)
  • トランス
  • 著作権フリー素材500本&5ジャンルのコンストラクションキット

◆再録版:パソコンを使って学ぶ耳コピ上達マニュアル

  • 耳コピーをスムーズに進めるために知っておきたいこと
  • 耳コピーするときのモニター環境は大事
  • チャレンジ耳コピ【パート別編】【アンサンブル編】

※2014年6月号の特集「耳コピー上達マニュアル」の再録版です。

◆TOPIC

  • 初音ミク V4 ENGLISH
  • 伝説のレーベルメンバーによるスペシャル座談会「beatnation Records」
  • 浅倉大介に聞く最新シンセサウンド「新曲 First Quarter moon~上弦の月」INTERVIEW WITH DA
  • 未発表曲[オケ]ステムデータ収録!DECO*27が語る新作『GHOST』
  • VOCALOID NEWS!2016.10
  • DTM TOPICS MEMO
  • DTM用語辞典

(DTMNAVIコメント)
なんと著作権フリー素材が500本にジャンル別のデータがついてくるようです。さらにフリーソフト特集と、今月のDTMマガジン一冊で何でもできてしまうのではないでしょうか?
改めて、素材をチョイスするセンスと切り口、一曲にかける熱量がすべてで、音楽はどこまでものし上がれる時代なんだろうと思います。StudioOneとか無料ですし。今月号は買って損はないと思います。

DTMマガジン 2016年 10 月号



キーボード・マガジン 2016年10月号 AUTUMN

キーボード・マガジン 2016年10月号 AUTUMN

  • 出版社:株式会社リットーミュージック
  • 発売日:9月10日(土)
  • 価格:1,500円(税込)


冨田勲追悼企画~音の探究者たちがシンセサイザーの音作りについて語る!

■特集:シンセサイザーに魅入られた音の探究者 CD連動

自由自在に音を生み出せるシンセサイザーは、現在の音楽シーンには最早なくてはならない楽器となっている。その音作りの可能性を示し、多くのものを後世に残してくれた偉大なる音楽家、冨田勲に敬意を表して本特集をお届けする。

<コンテンツ>

  • 音作りの開祖、冨田勲
  • 松武秀樹が語るシンセの仕事
  • シンセ・ラバーズ鼎談~松武秀樹×浅倉大介×AZUMA HITOMI
  • シンセ・メーカー鼎談~ヤマハ×ローランド×コルグ
  • シンセ音作り大喜利
  •  

    登場アーティスト:坪口昌恭/Shinnosuke/おおくぼけい(アーバンギャルド)/YANCY/三浦俊一/クジヒロコ/宇都圭輝/カメダタク(オワリカラ)/柴﨑洋輔(PENGUIN RESEARCH)

  • 音作りはやっぱりツマミ!
  • FM音源最前線
  • 現代に蘇るオーバーハイム・シンセ

■特別企画

難波弘之、プロ活動40周年を振り返る
Crosstalk:山下達郎

■堀江博久のキーボーディスト考察

ヨコタ シンノスケ(キュウソネコカミ)

■インタビュー

  • 伊澤一葉(the HIATUS)
  • ロバート・グラスパー
  • H ZETTM
  • 秋田慎治

■スコア

「花束を君に」宇多田ヒカル(ピアノ譜)

■デモ・テープ誌上共有企画 CD連動

KMゼミナール 第1回審査発表

■キーボード・マガジン注目プレイヤー 推し鍵 CD連動

  • 藤原聡(Official髭男dism)
  • 竹内大輔(TRI4TH)
  • 高橋海(LUCKY TAPES)
  • Lena&Neon(galcid)

■新製品レビュー

ティーンエイジ・エンジニアリングPO-20/24/28M

■アーティスト・コラム

  • 浅倉大介(access)
  • ヒイズミマサユ機(PE’Z)
  • kiyo(Janne Da Arc)
  • 戸田宏武(FLOPPY、NESS)

(DTMNAVIコメント)
冨田勲氏を初めてテレビで見たのは、確かタモリ倶楽部の箪笥(MOOG)特集だったと思います。当時はユーモアのある方だと思っていましたが、シンセ音の繊細さには頷けます。
ほか、ヤマハ×ローランド×コルグのシンセ・メーカー鼎談~やオーバーハイム特集、噂のティーンエイジ・エンジニアリングPOシリーズなど、シンセパワーてんこ盛りです。

Keyboard magazine (キーボード マガジン) 2016年10月号 AUTUMN



サウンド・デザイナー2016年10月号

サウンド・デザイナー2016年9月号

  • 出版社:有限会社サウンド・デザイナー
  • 発売日:9月9日(金)
  • 価格:864円(税込)


今月のイチ押し特集:1曲完成までのマル秘工程をプロが公開!“7日” でできる作曲法

  • 1曲を完成させることで得られるメリット。
  • プロミュージシャンの作曲ツールとテクニックを披露。
  • 亀本寛貴(GLIM SPANKY)とAvec Avec(Sugar’s Campaign)の
     2名のプロ作曲家が1曲を仕上げる流れを丁寧に解説。

曲を作るには、ギターのコード進行から作ったり、鼻歌のメロディから作ったり、あるいは歌詞から書き始めたり……と様々な方法があります。そのようなアイディアの断片が浮かんだ際、最も重要なのは、そのアイディアを曲として形にし、「人に聴いてもらえる状態にする」ということです。そして、“1曲仕上げる”ということは、作曲のビギナーが最初にぶつかる高い壁でもあります。この特集ではミュージシャンや作曲家に取材をし、彼らがどのような流れで1曲を仕上げているのかを紹介します。手際良くアイディアを形にしていくプロのテクニックを参考にして、皆さんもぜひ“1曲完成!”を目指してください。

Web連動企画:今、ヒット曲で最も取り入れられているテイスト

「ファンキーなグルーヴ」をDAWで作る

ダフト・パンク「ゲット・ラッキー」のヒットをきっかけに、世界中でディスコ&ファンクのブームが起こり、日本でも星野 源やSuchmosなど数多くのアーティストが、ファンキーなテイストを取り入れた楽曲をヒットさせています。本特集ではそのサウンドの魅力とルーツを紐解きつつ、ファンキーなビートや、ウネリのあるベースライン、ド派手なシンセサウンドなどをDAWで再現する方法を解説します。

特集:購入前に知っておきたい基礎知識付き
歌とアコギに最適なコンデンサーマイク9本

プロミュージシャンはレコーディングスタジオで、ボーカルやアコギ、ピアノなどをコンデンサーマイクを使って録音しています。本誌読者の皆さんの中にも、コンデンサーマイクで録ってみたいと思っている人も多いでしょう。本特集ではコンデンサーマイクの特徴を紹介すると共に、注目の9本の音質をチェックしました。この記事を読んで、自分に合う1本を見つけてください。

巻頭インタビュー

TETSUYA(L’Arc~en~Ciel)

プロのプライベートスタジオを公開

ゲスト:柳田しゆ(作・編曲家)

特選ミュージシャン

  • ぐるたみん
  • MACHINA
  • ALI PROJECT

宅録アイテムとことん調査隊

  • dbx 676
  • マンレイNu Mu
  • デジグリッドDiGiGrid D

注目製品

  • ネイティブ・インストゥルメンツKOMPLETE 11
  • ユニバーサル・オーディオUAD-2 Ver.8.7

(DTMNAVIコメント)
今月号のサウンドデザイナー誌も攻めています。「素材やプラグインばかり集めても曲はできないから、まずは一曲作ってみろ!」と、私みたいな機材野郎(笑)にタンカを切ってるように思います。まさに今月のDTMマガジンの対極。「人に聴いてもらえる状態にする」というのがなかなか難しいところ。
ほか、マイク特集やフアンキーなグルーブ感の出し方など、今月号も熱いです。

サウンド・デザイナー 2016年 10 月号



digireco201609

DiGiRECO vol.181

  • 出版社:MUSIC NETWORK CORPORATION
  • 号数:vol.184
  • 発売日:9月9日(金)
  • 価格:0円(全国約1,950箇所の楽器店、リハーサル・スタジオ、ライブハウス、音楽教室、音楽専門学校、大学などで配布)



■特集:持っていると楽しいシンセサイザー

(DTMNAVIコメント)
OP-1やローランドのJD-Xiなどこれまた魅惑的な表紙です。シンセのいいところは、プリセット音を選んで鳴らすだけでなくて、つまみで面白い音を出すのが楽しいことだと思います。

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