エフェクター用電源サプライ、CAJのAC/DC StationV実機レビューです。アウトプット端子がこれまでの7個から11個に進化!大規模エフェクターボードにも余裕ができます。
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CAJ AC/DC StationVの特徴。余裕は大事。
オーバードライブにリバーブとあとワウペダルぐらいのシステムで収まるようでしたら、ちょっとした電源で十分足りるのですが、理想の音とシステムを求めて大量にエフェクターをガチ購入している昨今、当然ながら電源の数も足りなくなってしまいました。
そこで、これまでのMAXON電源からCAJのAC/DC StationVに買い替えてみました。
CAJ AC/DC StationVはCAJの定番人気製品だそうで、これまでⅢ、Ⅳと進化し、アウトプット数も6個から7個と増えてきたところ、今回のⅤでは、なんと11個に大幅アップ!その分、ヒートシンクが大型化して放熱効率が向上などと変化はあります。
CAJ AC/DC StationVの外観とサイズ
CAJ AC/DC StationVのサイズは、アウトプットが11個になったにも関わらず、小型軽量でして、サイズは横が約17cm、縦が4.2cm、高さが2.3cmです。重さは260gと軽量です。
私の場合、ペダルボードの裏に結束バンド2本で留めました。薄型軽量なので、逆さにしても底に当たったり外れたりしません。
CAJ AC/DC StationVは付属のケーブルが便利
CAJ AC/DC StationVのDC接続用付属ケーブルは11本ですが、これがよくできていまして、長さが大中小の3サイズあります。エフェクターボードは当然ながら多段多列配置するので、エフェクターとエフェクターの距離が違ってくるわけで、エフェクターの場所によってはケーブルの長さが足りたり足りなかったりします。
CAJ AC/DC StationVのDCケーブルは異なる長さを揃えてあるので、長さを変えて設置できます。
ほかに、アダプターもAC/DC ST IV . V Adapterも付属します。このあたりは標準的なパワーサプライだと思います。
CAJ AC/DC StationVまとめ
エフェクターボードを組む場合、オーバードライブからディストーション、リバーブ、コンプレッサー、ブースターにワウ、ワーミーペダル、フランジャーにコーラスと、私のような欲張りギタリストは電源が7個では正直足りません。
さらに乾電池の入らない小型エフェクターなどつい追加してしまうと思います。
CAJ AC/DC StationVがあれば、11個の電源アウトプットが確保できるので、大規模なシステムを構築しても電源が足りないケースはほぼなくなるんじゃないかと思います。
CAJ AC/DC StationV、1個あれば便利です。