私は長年アーニーボール党でしたが、2019年からエリクサーOPTIWEBに転向しました。ただの食わず嫌いでした。Elixir NANOWEBとOPTIWEBを写真で比較しています。
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梅雨の時期、ギター弦はすぐ錆びる。
アーニーボールは、弦を張り替えたすぐのギラついた音が病みつきで、きつめのオーバードライブかディストーションをかました時の「チュイーン感」「ジャリーン感」に満足していました。
このまま一生アーニーボールでいくつもりでしたが、梅雨の高温多湿の時期、速弾きか何か練習した数日後にはもう錆びてます。エリクサーなら、アーニーボールほどではないにしても数ヶ月は巻き弦のギラギラ感が残ります。
ギターが増えたら弦交換も大変。結局弾かなくなる。
梅雨の時期、数日で錆びてしまうアーニーボールですが、錆びた弦を放置した状態のギターはとても弾けたものではなく、手にするのが億劫になります。
私はビートルズからJPOP、メタル、フュージョンといろんなジャンルを弾く(弾かされている?)ので、ストラト、レスポール、変形ギターとギターも段々数が増えていき、結局今は貰い物を含め5本所有しています。
ギターのお気に入りは気分次第で転々とするのですが、たまには変形弾くかー、とチューニングしても、アーニーボールの場合、どんだけ汗を拭き取って、フィンガーイーズでマメに手入れしても、梅雨の時期は錆びてます。そうすると弦を交換するのがめんどくさいので、結局そのギターは手に取らなくなります。エリクサー弦の場合はまずそうはならないです。
エリクサーOPTIWEBとNANOWEBの違いを写真で比較
昔からエリクサーはコーティング弦なので、滑りやすい、とか弾き心地がー、とか噂されていますが、私はそこまで気にするほどか?と思っています。
私は汗っかきで手汗がひどいので、10代の頃張り替える弦がすぐ錆びてしまい、手汗のせいでギター向いてないから辞めようかなとか悩んでました。早くエリクサーを張ればよかったです。。。
エリクサーにはNANOWEB、POLIWEBとありますが、最近発売されたOPTIWEBは、コーティングされている感じが抑えられています。写真で違いを見てみましょう。
(NANOWEB)
(OPTIWEB)
はい、ピンボケしているのでほとんど違いはわかりません笑。見た目ではほとんどわからないと思います。
手触りはOPTIWEBの方がやはりザラついています。ピックスクラッチをすると、違いは一発で感じられると思いますが、普段のコードストロークやスケール弾きぐらいではぶっちゃけほとんど変わりません。
OPTIWEBの解説に
ノンコーティング弦のような、ナチュラルなタッチと、クリスピーなブライトで迫力のあるサウンドを実現。生弦と思わず錯覚してしまうほどの自然なトーンが魅力
とありますが、アーニーボールのスリンキーシリーズと比較するとどうしても感触は異なります。
それよりも、すぐ錆びないので弦交換から解放されるのが最高です!
※余談ですが、弦の太さについて。私はこれまで細いのから太いのまで色々試しましたが、結局010-046に落ち着きました。009は細すぎて音の芯が無くまともに鳴らず、010より太いと、チョーキングがしんどいです。009はチョーキングしやすいですが、音を考えるとやめた方がいいです。6弦は046か052を気分で変えていますが、あまり太いのもモコモコしてしまうし、太い音はベースに任せればいいので、ギターらしさを求めるなら052ぐらいまでかなと思います。
まとめ。ギター3本持ったら少々高くてもエリクサー一択で快適!手汗で悩むより練習!
これまで、コーティング弦は滑りすぎる、男は黙ってアーニーボール、などと難癖つけてエリクサーに拒否反応を示し続けてきたのですが、それはただのコスパの問題だったようです。
すぐに錆びるギター弦でうんざりしてギターを弾かなくなったり、弦交換が煩わしく感じるなら、エリクサー弦に全部交換して練習やライブに時間を当てる方が、精神衛生的にオススメです。
私はPOLYWEBははなから相手にしていませんが、OPTIWEBとNANOWEBならどちらでも、アーニーボールやダダリオから変更してもそこまで違和感を感じないのではと個人的に思います。